癒しの代表であるキモノ関連の本が本屋の店頭に所狭しと並ぶこの頃、
気ままなキモノ愛好者の思いがけないコーディネイトに愕然とする事があります。
「キモノとは刺繍、絞り、染を駆使し、職人の方々の思い入れに感謝しながら着させていただくもの。」
と考えます私共には少々頭の痛いところです。さて、「こんなキモノが欲しいけど」
のお客様の一言で始めた「お誂え」。デザイナーとお客様との間を取り持ちながら子供を
産み育てるような物作り、「はまってしまった」というのが本音でしょうか。
講釈欲しさに文献を当たると沸々と沸く尽きない好奇心。ルーツを追う楽しさ、
例えようのない大和色の美しさ、この思いお客様に聞いていただきたくて、聞いていただきたくて・・・。
暖簾をかけてさあお客様のお出迎え、「いらっしゃいませ。ようこそ お越し下さいました。」
きもの専科まさ井 代表 正井惠子