雨恋しい今年の梅雨と思いきや、大雨の被害とどまるところを知らず、
連日のテレビ報道が見るに忍びないこのごろで。
被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。
こんな時節柄、大変恐縮ですが、わくわくする二つのイベントに行ってまいりました。
7月、言うまでもなく、中村勘三郎襲名披露公演 七月大歌舞伎。一方 太古の響き、
サヌカイト石で作ったマリンバ演奏の第一人者、
臼杵美智代さんのミニコンサート。
まずは勘三郎から。
襲名とは芸名を継ぎ、芸を継ぐこと。
遅れて入ったものですから、通してみることはできませんでした。しかし、藤娘の清楚さといい、
伊賀超え道中双六での仁左衛門との軽妙なやり取り。思わず「役者じゃなあー」と。
最近お若い人たちの間でも 歌舞伎の話が出てきて、(私は○○が好き)などと実に粋な会話をなさる方々が多くなりました。
ちなみに、私はといえば、20数年前より仁左衛門さんの大ファンで。物静かで、浮いたお話のひとつもお聞きしません。
そんな方がひとたび舞台に立つや大きいこと、わかりやすく、それでいて艶なお方。「よ!松島屋」
あ、いや勘三郎のお話だったんですね。勘三郎の偉大さは襲名での役割ももちろんのことですが、
彼独自の世界を切り開いていくであろう、豪快な役者気質です。平成の大歌舞伎役者 勘三郎のこれからの活躍が楽しみです。
場所を移して金毘羅、讃岐のお話に。金毘羅歌舞伎もお話ではチケットなかなか手に入らないくらい盛況とか。
平成の大役者、勘三郎 それに仁左衛門、玉三郎。金毘羅さんでお会いしたいものです。あ、また脱線してしまいました。
歌舞伎ではありません。讃岐で取れる自然石、サヌカイトのお話です。
サヌカイト、瀬戸内海で産出する自然石、縄文時代よりの響きを持つサヌカイト。これを音階にしてできた楽器。
その奏者、臼杵様。御主人の河野様は呉服のほうで大変お世話になっております。
それだけでなく私にとって日本画講師。そんなご縁で奥様ともサヌカイトを通じてのご縁を。
水琴窟というのを御存知ですか。心のおくまで響き渡る透明な澄んだ音色。
掘り出された原石、そのままのようなサヌカイトのマリンバ。臼杵様の小さな体から発する太古の響きが疲れきった体を、
頭を癒してくれます。演奏会の後、昔懐かしい童謡の入ったcdを買い求めました。
今 店でのBGMに。OFFの日の私を癒してくれる音色、サヌカイト。雑誌「壮快」でも癒しに良いと取り上げられています。
お試しあれ。
正井惠子